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四十九餅の色々

大阪自治布教団編

全国の高野山教師数十名にメールを送りお願いしました。

 

お供えする風習はありますか?

徳島 あります

兵庫 神戸市も阿波.淡路.岡山.播州の寄り合い所帯的な要素が 各風習に見られます

播磨 お供えする風習は当地夢前では有りませんが、姫路/加古川/明石では行っています。

岡山 岡山のあたりでも四十九餅を供える風習があります

美作 美作地方というより津山あたりでは、四十九日餅はあります

福岡 博多には、私の知っている限りありません

   博多には、四国の漁労の方が、多くいらっしゃいます。その方々が、四十九餅をされます

神奈川 お尋ねの四十九餅のことでですが、四十九日忌の法要の折、お供えする習慣が今日でも必ず、私の寺ではやってもらっておりますが、近隣の寺では、やったりやらなかったりで近年、習慣が崩れ残念におもっております

群馬 はてさて、四十九餅というのが、どういう目的でどのような形状のものなのか想像がつきませんので・・・・・

栃木県 あります

愛知県豊川市 当地方にも四十九餅の習慣があります

大垣市 こちらの地方ではその様な風習はございません

東京 拙寺は墨田区両国で、東京の下町です。古い習慣が残っているようでいながら、特に近時何もかもが簡略化されています。
葬儀に際して四十九餅の儀礼に遭遇したことはございません。葬儀社の主人に訪ねてもみましたが、そのような供養をしたことはないとの返事です

宮城 四十九の餅は現在では当地に於いて為されておりません。
所によっては、餅の代わりに一升の糯米をお供えに寺に持ってきます。
60歳代の方に尋ねましても殆どの方は「一升餅から四十九の丸餅を作って供える」
とだけ記憶していると言います

 

何時お供えしますか?

ほとんどが四十九日にお供えされます

 

形態と供え方は?

徳島 形態は(小餅) 供え方(お盆等に積み重ねる)

徳島 形と致しましては、(遍路用の笠形と杖・草履に似せた餅と丸餅を49個)(ただ丸餅を49個)と二通りです。

前者は笠・杖・草履は納骨の時墓に供えます。丸餅は親戚縁者に土産として持ち帰ります。後者は墓に7週間として7個供え残りは前者同様です。

供え方は前者は笠・杖・草履は丸餅の上に重ねて供えます。後者は家庭によって違いますが重ね・並べ自由に供えています

兵庫 私が知る限り4パタ-ンぐらいの形が有る
と思います主に見られるのは子持ちを重ねて上に傘餅おく 小判型の足を立てかける

播磨 子餅を四十九重ねてお供えしその上に傘餅を供えます。色は黄色と白があ
り殆ど白。

   供える場所・・・自宅仏壇前にてお供えし、ある地域はお墓まで持参し供える(同
じ餅)

神奈川 かっては葬儀の折には樽の一斗餅をお供え習慣(昔は二重の重ね餅が多かったが、
後に小さな丸餅を盛るように変っていった)ありましたが昭和50年頃にはすっかり姿を消してしまいました。
 そのお餅は丸小餅(口径2寸程)で49ケ、それより二周りおおきな丸餅1個の合計50ケを施主が用意します 法要のとき、寺に納めております

群馬 通夜、葬儀には所謂六団子(上新粉でつくる。味はなし)を供えることは一般的ですが、その延長として四十九日の法要時にその六団子と同じもの(およそ直径3センチの球状のものを上下から軽くつぶした形)を大量に仏前にお供えします

博多 博多には、四国の漁労の方が、多くいらっしゃいます。
その方々が、四十九餅をされます。
葬儀、お盆、法事などです。
親指の爪ぐらいの大きさの丸めた白玉を
底辺   
         
      
の三角状にして、ピラミッド型に積み上げます。
白いままやお抹茶の緑、黄な粉、などカラフルなものもあります。
お皿か、たかつきにのってます。

岡山 満中陰の折り、仏前に盆に載せた四十九の小餅と、一升の米でついた二重ねまたは三重ねの餅を供えます。四十九の小餅は「九陰の餅」、二重ねまたは三重ねの餅は「釘
抜き餅」といわれます

岡山(備中地区)四十九餅は、必ず、満中陰の法要の際、準備しています。一升の餅
米で、49個の餅をつくるとかいろいろ説があります。それとは別に、大きな餅を三重にして(「みかさねの餅」という)、一升枡の上にのせて、祭壇に祀ってありま
す。

美作 一升のお餅を49にとって、重箱にいれて親族とかお参りにこられた方がお供えします。
お勤めが終ったら、それをお参りに来られた方に分配します。
形 :普通の丸餅    供え方  :重箱を祭壇の横に供えます。

栃木 こちらの風習としては一升(一キロ)のお米のこなをボウルに熱湯と一緒にまぜて
いくつも丸めたものをふかし、それをつみあげたものを霊前並びに墓前にお供えします。

岡山市さて、お尋ねの件ですが、私どもの習慣では、満中陰忌に一升のお米で先ず、46の餅を作り、後3ッは(頭・すねの皿)として作る習慣があります。計49になります。いわゆる、人の一生を(餅米一升)にあてているようです

愛知県豊川市

   ひと臼で49個にすること。
お寺の持仏堂にお供えし、参列者に分けます。
形態は小餅で、ピラミッド型に積みます。

 

お供えした後に食べられますか?

徳島 食べる(おまつりこぼしといっしょにみんなに分けて持って帰ってもらって
いるので、食べ方はまちまちです。)

徳島 丸餅は親戚縁者に土産として持ち帰ります

    食べ方は決まっていません。焼いて灰にする意味を考え焼く方が多いようです。 

播磨 子餅をお参りの家族で分けています。傘餅は当家が食べるようです

神奈川 法要のとき、寺に納めております。
大きな餅1個は現在では法要後のお斎食の席で参会者が故人に近い順に手でちぎって食べてまいります。

群馬 所謂六団子(上新粉でつくる。味はなし)を、墓所でそれをお墓参りが終わった方に配ってその場で食べていただくという風習は市の郊外(旧郡部)には残っております。この数は少なくとも49個は作りますので、それが貴兄のおっしゃる四九餅に相当するのかも知れません。

福岡 後は、食べているようです。好ききらいがあるようですが

岡山 「引っぱり餅」といって、参列の人が、裏にした一升桝の上で手でちぎって(引っぱって)食べます。

岡山 納骨の後、家に帰ってきて、参列者全員で塩をつけて食べます。餅の
頭、胴体、足の部分(何処なのかは明確でないが)を手でちぎって食べます「こ
れを食べたら、わしの足の悪いのを死んだ婆さんが持っていってくれるから治る」などと言っています

美作 食べるは :家に持ち帰って食べる  
現在はお餅の変わりにパンを49個を餅がわりに供える方が多いようです。

栃木 またお寺参りのときに餅のなごりだと思いますがパンをちぎって5,6人でたべる
風習があります。

岡山 食事のおりにそのお餅を、二人でお互いに、引っ張り合って戴く習慣があります。その理由は、亡くなられた方をいつまでも、身体に宿そうという思いのようございます。

愛知県豊川市

   お寺の持仏堂にお供えし、参列者に分けます。
それを食べると、夏負けしないと言われています。

お供えした後に切りますか?

徳島 切らない

播磨 傘餅の切り方(人型)を書いた紙が一緒にお餅屋さんから付いてきてました。

岡山 笠岡地方では、餅を住職が切って、人間の形にしてそれを食べるそうです。切り方は、書いたものがあります

美作 切る :好きなように

 

四十九餅を供える意義について

神奈川 四十九餅は冥途の旅にあたって、閻魔さまの罰を避ける意味とされています。閻魔さまは五感が聴かないところから故人の肉体と勘違いして釘を餅に打ち込んでしまい、故人は痛い思いしないで無事に冥途の旅を終えることが出来るとされているのです 大きな一ケのお餅は故人が痛い思いをしないように願ったから閻魔さまをだましましたが、改めて親族一同、きちんと閻魔さまにお詫びを云い、今後とも仏事にいそしむことを誓う為、食べる約束の餅と伝えられております。

岡山 他に「供具団子」を供えます。これは古来、手に入りにくい餅の代わりに米の粉を丸めて蒸した団子のことで、亡くなった日より一個ずつ増やしていきます。一番上の一つだけは宝珠型に作ります。施餓鬼の意味合いによると思われます。また、岡山の民族辞典に載っておりますのは、・・・・・・個人がどんなにいい人であっても生前に四十九ぐらい悪い事をしている。その罪障を消滅して、さらの身で生まれ変わるため、毎日鬼の前に連れて行かれお尻に釘を打たれる。四十九日の間、毎日お餅を供えれば代わりにその餅に釘を打ち、その責め苦を逃れる事ができるといわれております。「供具団子」とは「九陰の餅」といわれる四十九の小餅の代わりなのです。