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仏事相談あれこれ・その2

4、戒名

戒名とは「戒律」を授かったときに、師匠からいただく名前です。改名ではありません。新しき良きことに赴く決意を表す名前でもあります。仏様の教えにのっとり、自身が向上していく名前とお考えいただきたいと思います。生前にいただくのが良いのですが、そうでない場合は葬儀の時にお授けいたします。普通は漢字二文字です。宗派によっては「法名」などともいいます。

私は葬儀の後のお骨上げか初七日の時に、必ず戒名の説明その意味等をお話しいたします。喪主家に納得していただくことが肝心だと思うからです。現在、戒名に対する諸々の問題があるようですが、説明不足がその原因ではないでしょうか。差し上げます、ありがとうございますの信頼関係がなければ、師匠と弟子にはなれません。

5、お骨あげ

以前はうちのお寺ではお骨上げのお勤めは行きませんでした。最近になって行くようになったと思います。これは、家にお骨が帰ってきたので、ちゃんと安置するためのお勤めと考えればよいのかと思います。土葬をするところでは行われませんし、又、お骨拾いをしてそのままお墓に納骨するところでも、行われません。

6、七七日

亡くなられた日から数えて、七日目毎に七回お参りをいたします。しかし、どう指折り数えても一日合わないのです。月曜日に亡くなられたら、七日目は日曜日のはずなのに、お寺からは土曜日にお参りに行きますと言われる。どう数えても土曜日なら六日目なのに・・・。これは皆さんがよく言われることです。ここで大事なのは「逮夜参り」という言葉です。逮夜の逮という字は「およぶ」という意味で、つまり「逮夜」とは命日におよぶ夜、すなわち命日の前日の夜を指します。今のように午前0時で日が変わるとは考えなかった昔の風習、お勤めを待っている仏への心配り。そんなことで前日参り、すなわち「逮夜参り」が生まれました。ですから、初七日は正しく七日目ですが、お勤めはその前日にするということです。


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