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仏事相談あれこれ・その4

10、仏壇と位牌

四十九日の間は白木の祭壇で白木の位牌で祀りますが、四十九日を迎えますと、仏壇を置き塗りの位牌を祀ります。白木の祭壇で白木の位牌で祀るのは、仮まつりを示しています。すなわち浄土への旅の途中(中陰)であるということです。ところが四十九日は別名を満中陰と言いますように、旅が終わった、もう途中などではなく、浄土へお着きになったのだからしっかりとしたお家と居場所、それを象徴する位牌をこしらえましょうということです。仏壇も位牌も色々な種類がありますので、よく相談してお家にあった祀りやすいものを求めましょう。新しく仏壇や位牌を求めますと、開眼をいたします。俗に御性根入れといわれております。これは必ずしていただきましょう。仏壇を置く方角についてもいろいろ言われますが、仏教としては方角にとらわれないのですが、一般的に北向きを嫌いますので、あまり人の嫌うことはしない方がいいのではないかと思います。

11、四十九餅

昔からあるのですが最近はあまり行われないのかもしれません。しかし、私はよくこれを四十九日に、檀家さんにお願いしてお供えしてもらいます。一升の餅米で小餅を四十九個、それを七つ一組で花びら型を作ります。そうすると七組の花びら型のセットができあがりますので、これを縦に積み、そのうえに薄い丸い餅を笠のように載せます。これはお勤めの間はお供えをし、お勤めが終われば、笠餅のところを修行大師の形に切ります。人型に切って笠をかぶり、杖と数珠を持たします。道案内をして下さった御大師様へのお礼、四十九日間はお寺参りをして旅をされたので、その満願の日に四十九のお寺へのお供え。玄関からこの餅を外にほりなげて家を出て行かれたことを表したり。と色々なことが各地に伝えられています。

12、納骨

納骨の時期は特に決まっていません。一番早い納骨は、お骨拾いをしてそのままお墓へ直行して納めてしまいます。家に持って帰らないと言う風習です。それと納骨には二つのタイプがあります。すでにお墓のある家と、これから墓地を探す家とです。すでにお墓のある家では、四十九日や百ヶ日に納骨されることが多いかと思いますし、季節が冬でしたら、暖かくなるまで待とうというようなこともあります。どちらのタイプにしても、余り長い間置いておくのもいかがかと思いますので、三回忌ぐらいまでには納骨をおすすめいたします。お骨と離れるのが偲びがたいと言う方もおられるのですが、納骨して今までとは違う生活スタイルでがんばって見るというのも、仏の教えかと思います。


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